実用的な3DCGを考える。
3DCGの考え方は、何らかの物体を撮影するという概念にとても良く似ています。
なのでここでは、以下の物体を撮影しようとしているものという想定で話をすすめてみます。
これをもとに、以下のような写真を撮影しようとしているものと想定します。
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完成予定図 |
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さあさて、やってみましょう。
手順は下の写真の様になるはず。
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正面図 | | 横からみた図 |
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登場するのは、以下の3つ。
この3者の関係は、
- (B)は、(A)に置かれる。
- (C)も、(A)に置かれる。
簡単ですね。
でも、つまずき易いところなんです。
そしてこの3者関係は、3DCGのもっとも基本的な考え方であります。
というのも、
一般に3DCGという時、少なくとも現状では撮影と同様に被写体・場所・カメラの3者関係があって、
カメラの位置から見た被写体の像を2Dで表現する事を3DCGと呼ぶ事が殆どだからです。
ところで、
実際の3DCGでは、少々堅苦しい呼び名の用語が用いられています。
ただ、決して難しい事を言っているのでは無くて、要するにさっきの写真撮影を考えてみれば良いだけです、先ほどの(A)(B)(C)とCG用語との対比を下に示します。ここで用語に慣れておきましょう。
さっきの説明 | CG用語 |
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(A) | 場所 | ワールドもしくは世界 |
(B) | 被写体 | オブジェクトもしくは物体 |
(C) | カメラ | ビューもしくは視野 |
図示すると、以下のようになります。